・星を飲んだフェネストラ

・透明に染めあげられた瞳孔

・感覚が返還されたばかりの指先にひかりは灯るか

・夢の垣間見

・バレリーコと演繹

・易しい君の優しい言葉が、私の心臓を蝕むの

・夜明けにさんざめくは軋む碧

・二律背反する感情、交錯するはヴァニラのかほり

・背中合わせの欲望たち

・澄んだ蒼に見初められた錆色

サンディ・シュヴァルツ

(砂の色の肌をもつ恋人からは遠い異国のにおいがした)