・貴方のためだけに用意した子供らしさを愛して欲しい

・首筋に傷跡を、唇には手向けの花を

・夜に紛れた貴方の碧い秘密

・円環する夢

・終焉のための葬列

・絞殺された夏

・吸血鬼たちは祝福をうたう

・さかさ硝子とおろかな子供たちの埋葬

・爪のかたちがやけに綺麗だったとか、そんな他愛のないことばかり思い出してしまうわたしの弱さを許して欲しい

・こいびとは骨格標本

ホイールのなかに眠る宇宙

(丸いものはやさしさと幾億もの星をかくしている)